北京といえば、外国人ならだれもがまず真っ先に思い浮かべるのは天安門広場ではないでしょうか?
古の都北京、千年の都にあってその中心であった皇宮であったところ。
近代、近年でも歴史の舞台であり中国を象徴する場所。
皇宮であったところ(現在の故宮)のいわば玄関口にあたる門が現在の天安門。
天安門の前には片側6車線?の大きな道路が走り、その手前に広がる巨大な広場が天安門広場です。
テレビや映画、出版物ではよく見慣れたその場所も、実際現地に足を運んでみれば、まずその広大さに驚きを禁じえません。
天安門広場の南端には、これまた大きなお城のような建物があります。
これは現在の天安門広場への入り口となっていた門です。
門とは言ってもあまりの巨大さにお城かと思いました。
北京は昔日はいわゆる城市という幾重もの城壁に囲まれた要塞都市でした。
城壁は現在残っていませんが、門だけが残っているのです。
故宮の南北一直線上には、いまもたくさんの門が連なっています。
はるかかなたに見える門をみれば、昔の北京城市がどれだけ巨大だったか想像できます。